2013年7月6日土曜日

Ubuntuでフォント再設定方法

大学でようやく専門的な分野を勉強するようになりました。
提供されている端末の環境がLinuxなので自分も昔から使ってきたUbuntuでいろいろsshなどを使って作業しています。

ここでは、UbuntuにLaTeXの環境を入れる際に起きた問題を解決する方法をご紹介します。
一年ほど前にLaTeX(platex)をUbuntuにいれるときはUbuntuの公式のplatex環境のインストールコマンドでインストールできたのですが、
今回はなんかうまく行かなかったので、いろいろ試していて、未だに完璧に動いてません。xdviで日本語をうまく出力できてません。
自分の理解不足が原因です。

実はplatexの環境を入れているときにフォントのインストールも同時に行われて、それでフォントがIPAからTakaoに変更されたので、日本語フォントが
昔のLinuxのようにカワイイ?フル全角?みたいになってしまって、綺麗じゃなかったので、それをIPAに戻す方法をメモしておきたいと思います。

まず、Ubuntuのデフォルト日本語フォントを確認します。

~$ fc-match sans:lang-ja
を入力して確認します。表示されるのが現在Ubuntu上で使われているデフォルトフォントです。

さて、次に設定ファイルをコピーしてきます。
(ホームディレクトリで ~)

~$ cp /etc/fonts/conf.avail/69-language-selector-ja-jp.conf ./fonts.conf

と入力して69-language-selector-ja-jp.confファイルをホームディレクトリに隠しファイルでfonts.confという名前でコピーします。

エディタで編集する前にパーミッションを追加します。

~$ sudo chmod a+w .fonts.conf

これですべてのユーザが.fonts.confを書き込むことができます。

そうしたらエディタで開き、編集を開始します。(うまく反映されていなくてごめんなさい)




    
    
        
            serif
        
        
            IPA P明朝
            IPA モナー P明朝
            Takao P明朝
            梅P明朝
            さざなみ明朝
            東風明朝
        
    

    
        
            sans-serif
        
        
            IPA Pゴシック
            IPA モナー Pゴシック
            Takao Pゴシック
            UmePlus P Gothic
            梅Pゴシック
            VL Pゴシック
            さざなみゴシック
            東風ゴシック
        
    

    
        
            monospace
        
        
            IPAゴシック
            IPA モナー ゴシック
            Takaoゴシック
            UmePlus Gothic
            梅ゴシック
            VL ゴシック
            さざなみゴシック
            東風ゴシック
        
    

    
        
            Ryumin
        
        
            IPA P明朝
            IPA モナー P明朝
            Takao P明朝
            梅P明朝
            さざなみ明朝
            東風明朝
        
    

    
        
            GothicBBB
        
        
            IPA Pゴシック
            IPA モナー Pゴシック
            Takao Pゴシック
            UmePlus P Gothic
            梅Pゴシック
            VL Pゴシック
            さざなみ ゴシック
            東風ゴシック
        
    

    
        
            IPA Pゴシック
            IPA P明朝
            IPA モナー Pゴシック
            IPA モナー P明朝
            IPA モナー UIゴシック
            IPA モナー ゴシック
            IPA モナー 明朝
            IPAexゴシック
            IPAex明朝
            IPAゴシック
            IPA明朝
            Takao Pゴシック
            Takao P明朝
            TakaoExゴシック
            TakaoEx明朝
            Takaoゴシック
            Takao明朝
            UmePlus Gothic
            UmePlus P Gothic
            VL Pゴシック
            VL ゴシック
            さざなみゴシック
            さざなみ明朝
            東風ゴシック
            東風明朝
            梅Pゴシック
            梅PゴシックC4
            梅PゴシックC5
            梅PゴシックO5
            梅PゴシックS4
            梅PゴシックS5
            梅P明朝
            梅P明朝S3
            梅UIゴシック
            梅UIゴシックO5
            梅ゴシック
            梅ゴシックC4
            梅ゴシックC5
            梅ゴシックO5
            梅ゴシックS4
            梅ゴシックS5
            梅明朝
            梅明朝S3
        
        
            18
        
        
            hintnone
        
        
             false
        
    
    




---



<string>serif</string>, <string>sans-serif</string>, <string>monospace</string>の3つが同じフォントで指定されているのでその下に現れるフォント名を入れ替えることで

デフォルトが変わります。



変更後、保存。

あとは、ターミナルで



~$ fc-cache -fv



と入力して走らせれば完了。再起動して確認することができます。



このコードはすべて、Ubuntu 12.04 LTSで実行しました。バージョンの違いで操作が違う可能性があるので、他のブログやUbuntuのフォーラムを確認してやってみてください。